【宮城県】障害福祉サービスの地域区分、報酬単価まとめ（R6～R８年度）

障害福祉サービスでは、報酬は単位数とその単価により算出されます。

このように、報酬の総額は、単位数に報酬単価をかけたものを基本報酬とし、そこへ加算・減算を足し引きすることで求められます。

報酬単価は地域区分ごとに決められていますので、報酬を計算する際は、事業所のある地域の報酬単価を知る必要があります。

今回は、宮城県内での報酬単価（地域区分）についてまとめました。

１．宮城県内の市町村は、何等地？

報酬単価は、地域ごとに決められた地域区分により異なります。地域区分とは、日本国内の各地域において、物価や生活費の違いに基づいて、報酬単価を調整するために設定された区分のことです。

地域区分は、１級地～７級地と「その他」の８つの区分に分類されています。

１級地は東京２３区などの主要都市に設定され、物価や人件費が高い地域のため、報酬単価も高く設定されています。

宮城県は、仙台市と多賀城市が６級地、その他の市町村は「その他」に分類されています。

２．宮城県内の市町村の報酬単価は？

報酬単価は、前述の地域区分と、障害福祉サービスの種類により異なります。

■障害福祉サービス

サービスの種類	報酬単価 （仙台市、多賀城市）	報酬単価 （その他の市町村）
居宅介護	１０．３６円	１０円
重度訪問介護	１０．３６円	１０円
同行援護	１０．３６円	１０円
行動援護	１０．３６円	１０円
療養介護	１０円	１０円
生活介護	１０．３７円	１０円
短期入所	１０．３６円	１０円
重度障害者等包括支援	１０．３６円	１０円
施設入所支援	１０．４０円	１０円
自立訓練（機能訓練）	１０．３５円	１０円
自立訓練（生活訓練）	１０．３５円	１０円
就労移行支援	１０．３５円	１０円
就労継続支援Ａ型	１０．３４円	１０円
就労継続支援Ｂ型	１０．３４円	１０円
就労定着支援	１０．３６円	１０円
自立生活援助	１０．３６円	１０円
共同生活援助	１０．４８円	１０円
計画相談支援	１０．３６円	１０円
地域相談支援	１０．３６円	１０円

■障害児通所支援

サービスの種類	報酬単価 （仙台市、多賀城市）	報酬単価 （その他の市町村）
児童発達支援（児童発達支援センター）	１０．３７円	１０円
児童発達支援（児童発達支援センター以外）	１０．３６円	１０円
児童発達支援（主たる対象が重症心身障害児）	１０．４６円	１０円
医療型児童発達支援（指定発達支援医療機関を含む）	１０円	１０円
放課後等デイサービス（重症心身障害児以外）	１０．３６円	１０円
放課後等デイサービス（主たる対象が重症心身障害児）	１０．４６円	１０円
居宅訪問型児童発達支援	１０．３７円	１０円
保育所等訪問支援	１０．３７円	１０円

■障害児入所支援

サービスの種類	報酬単価 （仙台市、多賀城市）	報酬単価 （その他の市町村）
【福祉型】知的障害児の場合（併設する施設が主たる施設の場合）	１０．３３円	１０円
【福祉型】知的障害児の場合（当該施設が主たる施設の場合又は単独施設の場合）	１０．３７円	１０円
【福祉型】自閉症児の場合	１０．３７円	１０円
【福祉型】盲児（併設する施設が主たる施設の場合）	１０．３３円	１０円
【福祉型】盲児（当該施設が主たる施設の場合又は単独施設の場合）	１０．３７円	１０円
【福祉型】ろうあ児（当該施設が主たる施設の場合）	１０．３６円	１０円
【福祉型】ろうあ児（当該施設が単独施設の場合）	１０．３７円	１０円
【福祉型】ろうあ児（併設する施設が主たる施設の場合）	１０．３９円	１０円
【福祉型】肢体不自由児の場合	１０．３７円	１０円
【医療型】自閉症児の場合	１０円	１０円
【医療型】肢体不自由児の場合	１０円	１０円
【医療型】重症心身障害児の場合	１０円	１０円

■障害児相談支援

サービスの種類	報酬単価 （仙台市、多賀城市）	報酬単価 （その他の市町村）
障害児相談支援	１０．３６円	１０円

３．参考

障害福祉サービス費請求 ｜ 宮城県国民健康保険団体連合会